現在の仕事・担当
2025年4月から環境省の取材を担当しています。これまでは福島第一原発の廃炉作業など原子力の取材を長く担当していました。これまで印象に残っているのは、2021年秋、福島第一原発がある福島県双葉町での取材です。当時も避難指示が続いていた地区の保育園は園庭に雑草が生い茂り、教室は11年3月11日に子どもたちが置いていった黄色のバッグが散乱。動物の糞尿と思われる強いにおいが鼻をつきました。案内した園長は「事故が起こればこうなる。原発の怖さはこれ」と話していました。
原発事故を繰り返さないために何ができるか。自問しながら、原子力や福島の取材を続けています。
バックグラウンド
米軍基地がある沖縄県の中南部で育ちました。なぜ沖縄にこれほど多くの米軍基地が集中し、米軍関係者による事件事故、戦闘機の騒音に住民は苦しまなければいけないのか。疑問に思っていた大学生のころ、東京電力福島第一原発事故が起きました。故郷の米軍基地と原発が重なり、原子力への関心が強くなりました。
2013年に朝日新聞社入社。静岡、水戸、福島などで勤務。
仕事で大切にしていること
権力監視の役割を自覚し、批判精神を忘れず、粘り強く事実に迫ることを大切にしています。組織や個人が自らの主張をSNSなどで発信でき、偽情報も広まりやすい現代で、ひとつひとつの事実を確かめ、報じる記者の役割が重要だと考えます。持続可能で公平な社会の実現に貢献できる報道をめざします。
タイムライン
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