上山崎雅泰

岡山総局 | 岡山県政担当
専門・関心分野新エネルギー、アイドル、サッカー

現在の仕事・担当

岡山県政担当として、伊原木隆太県政をウォッチしています。JR芸備線の存廃議論も担当しています。

バックグラウンド

印象に残る取材は、2003年の鹿児島県警による選挙違反の冤罪事件「志布志事件」です。県警担当として、事件の現場となった宮崎県境の志布志市まで、鹿児島市から車で片道2時間近くかけて連日通いながら取材を続け、被害者の声に耳を傾けました。無罪判決が出た時の志布志の方々の喜び合う姿が忘れられません。
一連の報道が評価され、2007年には「鹿児島県警による03年県議選公職選挙法違反『でっちあげ事件』をめぐるスクープと一連のキャンペーン」で、担当した総局記者の一員として「石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞」(草の根民主主義部門)を受賞しました。『虚罪: ドキュメント志布志事件』(岩波書店、2009年)や『「冤罪」を追え 志布志事件との1000日』(朝日新聞出版、2008年)にも登場します。
また、故郷が原発から半径30キロ圏内にあり、事故が発生した場合、地元に帰れなくなる懸念を学生の頃から持っていました。山口勤務時は希望して上関原発計画を担当。反対運動を続ける方々の姿を追いました。東日本大震災を経て危機感をさらに強くし、原発に代わるクリーンな新エネルギーとされる太陽光、風力、地熱、バイオマスなどの発電の可能性を探る取材も続けています。
子どもの頃からアイドルにも興味があります。ジュリーや中森明菜に始まり、特に「SPEED」に衝撃を受け、何度もライブに行きました。SPEED解散後、一時熱は冷めていましたが「ももクロ」にまた衝撃を受けファンに。現在は、私立恵比寿中学、ばってん少女隊といったスタダ系のほか、Juice=Juice、BEYOOOOONDSといったハロプロ系を追っています。

仕事で大切にしていること

権力に対する監視機関というジャーナリズムの基本姿勢は常に大切にしています。一方で、自らが権力と化すのは本末転倒です。偉ぶらず、常に「お話を伺いし、勉強させて頂く」という謙虚な姿勢は忘れないようにしています。
どんな立場の人であれ、誰に対しても公平・公正な取材をするよう努めています。

著作

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