現在の仕事・担当
生成AIなどのテクノロジー系を含め、科学全般の取材を担当しています。
アカデミアのジェンダーギャップや、研究環境の問題にも関心を持って取材しています。
バックグラウンド
千葉県生まれ。高校生のころに数学と物理が好きになり、大学では工学部で再生可能エネルギーの導入をシミュレーションする研究などをしていました。
2013年に入社し、さいたま総局、徳島総局、大阪社会部を経て、2020年から科学みらい部に所属しています。
電車好きの子どもがおり、出産や子どもにまつわる研究にも関心があります。
仕事で大切にしていること
自分が学生のころもそうでしたが、理工系学部には女性が少なく、女性の教員も数人しかいませんでした。今も研究成果などを取材するとき、男性の研究者が圧倒的に多いです。背景には何があるのか、取材をすすめると、家事・育児の負担が女性に偏る中で、研究者を続けることの難しさや、アカデミック・ハラスメントなどがありました。
自分の将来を考えると、声をあげたくてもあげられないという研究者、学生もたくさんいます。
そんな中で、「少しでも環境がよくなるように」「これ以上被害者が出ないように」という思いで取材に応じてくださる方もいました。そうした思いに応えられるよう、取材を続けていきたいと思います。