小林哲

くらし科学医療部長
専門・関心分野科学全般、8がけ社会

現在の仕事・担当

くらし・科学・医療を取材する専門部の部長。本人は科学担当が長いです。

バックグラウンド

1996年入社。科学技術や気候変動、エネルギー分野の取材を長く担当。広州・香港支局長、ワシントン特派員、東京社会部デスク、オピニオン編集部デスク、科学みらい部長などを経て2025年4月現職。
出身は栃木県。奇遇なことに会社の同僚に県立宇都宮高校(宇高)の同級生がほかに3人もいます。東大大学院(広域科学専攻)修了。子どもの頃の夢はノーベル賞を取ること。当然かないませんでしたし、研究もしていませんが、大人になっても科学ニュースを追いかけています。中国語は三十路を過ぎてから。会社派遣で北京師範大学に語学留学しました。英語は独学です。Python勉強中。

印象に残っている取材

@中国 四川大地震、雲南省の秘境と少数民族、有人「神舟7号」打ち上げ、福建省の電子ごみ村、遼寧省の羽毛恐竜化石
@米国 オバマ大統領の白髪と涙、素数ゼミ大量発生、イグ・ノーベル賞、ホワイトハウス記者晩餐会、ヒラリー氏の敗北、トランプ大統領によるパリ協定離脱
@インタビュー アル・ゴア氏(気候変動)、NASAボールデン元長官(有人火星探査)、スティーブン・ワインバーグ博士(科学者とは)、スバンテ・ペーボ博士(人類の未来)、新藤宗幸・千葉大名誉教授(政治と科学)

仕事で大切にしていること

退一歩海闊天空。とかく熱しやすいのがメディアの常ですが、自分は一歩引いていたいたちです。冷静になって見渡せば、また別の世界が広がっているはずだから。

著作

  • 『8がけ社会―消える労働者 朽ちるインフラ 』(朝日新聞出版、2024年)=共著
  • 『チャイナスタンダード 世界を席巻する中国式』(朝日新聞出版、2019年)=共著
  • 『トランプのアメリカ 漂流する大国の行方』(朝日新聞出版、2017年)=共著
  • 『生かされなかった教訓 巨大地震が原発を襲った』(朝日文庫、2011年)=共著
  • 『奔流中国21 新世紀大国の素顔』(朝日新聞社、2008年)=共著

論文・論考

  • 『科学と社会をつなぐ報道/好奇心かき立て「科学の扉」開く』(新聞研究、2024年12月号)
  • 『東大宇宙線研究所付属乗鞍観測所70周年寄稿』(ICRR NEWS、2023年12月号)
  • 『中国がノーベル賞大国になる日は来るか?』(論座、2022年9月30日)
  • 『南方熊楠が愛した「神の島」のエコロジー』(論座、2022年5月28日)
  • 『来日したアル・ゴア氏に聞く「気候変動との戦い」』(論座、2017年11月13日)
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