現在の仕事・担当
子どもを中心に、多くの人がスポーツのような文化を享受できる社会を探ります。部活のあり方、子どもの遊びや体験、社会貢献とスポーツも関心分野です。スポーツにおける暴力や性暴力の問題、楽しさや自主性を奪うような指導面の課題や、それらに対する提言などを社会で共有することにも取り組みます。
バックグラウンド
家庭内暴力を受けた子どもや精神障害者が、スポーツを楽しむことで人と会話し始め、つながりを回復していく様子を見てきました。その経験から、厳しい環境にある人ほど仲間との楽しい時間が必要だと感じています。障害児支援や企業経営をしている米国のプロアイスホッケー選手を2006年に取材し、スポーツが別の分野でも社会貢献できることに興味を持ちました。サッカー、ボクシング、冬季オリンピックやパラリンピックを担当。「SPIN THE DREAM 夢をつむぐ 羽生結弦」が、ニュースデザイン協会(SND、本部・米国)の「ベスト・オブ・デジタル・デザイン」で銅賞。大分県別府市出身。早稲田大学卒。
仕事で大切にしていること
頑張ることができる人には、それを育んだ体験や環境があるものです。選手らの物語では、子ども時代のそんな体験を描きたいと思っています。人々が、そのような良いスポーツ体験を重ねられる取り組みも紹介していきたいと考えています。
著作
- 『フィギュアスケートとジェンダーぼくらに寄り添うスポーツの力』(現代書館、2018年)
タイムライン
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