駒木明義

国際報道部記者 | ロシア・欧州担当
専門・関心分野ロシア、国際関係、外交

現在の仕事・担当

ロシアや欧州について取材し、ニュースレターなどを書いています。2017年にモスクワから帰国した際は、安倍晋三首相(当時)が進めていた日ロ平和条約交渉が中心の取材テーマでした。22年にロシアがウクライナへの全面侵攻に踏み切ってからは、この戦争について考えたり取材したり書いたりテレビなどで解説したりしています。

バックグラウンド

大学は理科系でした。第2外国語でロシア語を選んだことが、今につながっています。最初の海外旅行は1990年。当時のソ連をシベリア鉄道で横断しました。入社後、1994~95年にモスクワでロシア語を学びました。05~08年にモスクワ支局員、13~17年にモスクワ支局長として、取材しました。行くたびに激変しているモスクワの様子に驚かされてきました。ロシア駐在は通算約9年間です。

仕事で大切にしていること

ソ連崩壊後に民主国家として出発したはずの新生ロシアが、いつのまにか戦争ができる国、実際に隣国を侵略する国になってしまったことに、衝撃を受けています。日本にとっても決してひとごとではないと考えます。こうした過ちが繰り返されないために、私たちができることは何だろうか。読者のみなさんと共に考えていきたいです。

著作

  • 『ロシアから見える世界 なぜプーチンを止められないのか』(朝日新書、2025年)
  • 『安倍vs.プーチン 日ロ交渉はなぜ行き詰まったのか?』(筑摩選書、2020年)
  • 『プーチンの実像 孤高の「皇帝」の知られざる真実 』(朝日文庫、2019年)=共著
  • 『日露首脳交渉 冷戦後の模索』(岩波書店、2003年)=共著

手がけた代表的なコンテンツ

有料会員登録でもっと便利に  記者をフォローしてニュースを身近に