石橋英昭

編集委員 | 仙台駐在
専門・関心分野東日本大震災、在日外国人、戦争の記憶

現在の仕事・担当

2011年の東日本大震災と、その復興過程の取材を続けています。未曽有の大災害に、社会が、人々が、どう向き合ってきたかを記録することは、私たちの歴史的使命。災害が多発し、人口が減ってゆく時代の「生きる知恵」を見いだしたいと考えています。また、東北地方の勤務が長くなる中で、私の「東北愛」は強まっています。この地で積み重ねられてきた文化や歴史、地域の人々の喜怒哀楽も伝えてゆきます。

バックグラウンド

福岡県生まれ、横浜市育ち。1986年入社。東京・大阪の社会部記者やデスク、論説委員を経て、2013年から仙台に駐在し、編集委員に。東北の「復興」を見届けたくて、2021年に仙台に移住しました。もともと人権や平和にかかわるテーマに関心を持ち、在日外国人の問題、日韓関係なども取材してきました。韓国に半年留学した経験もあります。

仕事で大切にしていること

常に弱き者の側、声の小さな側に立つ人間でありたいと思います。「正義人道に基づいて国民の幸福に献身し、一切の不法と暴力を排して腐敗と闘う」(朝日新聞綱領)、「報道を通じて人種、民族、性別、信条、社会的立場による差別や偏見などの人権侵害をなくすために努力する」(朝日新聞記者行動基準)、そういう記者をめざします。

論文・論考

  • 『止まった時間、流れる時間 被災したまちの取材を続けて』(朝日新聞出版「Journalism」no.369、2021年2月号)
  • 『特集ヘイトスピーチ 「臭いもの」を忌避している間に 社会の公正さは損なわれていった』(朝日新聞出版「Journalism」 no.282、2013年11月号)
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