田中久稔

西部報道センター | 警察・遠賀・京築・水俣病担当
専門・関心分野水俣病、公害、自然災害、貧困、差別、軍事

現在の仕事・担当

警察や司法のほか、福岡県東部の遠賀郡、中間市、京築地域の話題を取材しています。公式確認から60年以上を経てなお解決をみない水俣病が継続テーマ。時間を見つけて不知火海沿岸地域に通います。

バックグラウンド

1976年生まれ。福井支局、舞鶴支局、西部報道センター、水俣支局、熊本総局、千葉総局で勤務。生まれ育ちは関東ですが記者生活の大半を九州で送ってきました。米軍普天間飛行場の移設問題、水俣病公式確認60年、熊本地震、ハンセン病などを取材。任地はいずれも第2、第3の故郷です。

仕事で大切にしていること

学生時代、沖縄で米軍兵士による少女暴行事件が起きました。都内で最初に読んだ新聞記事が小さな扱いだったことが印象に残っています。この仕事を志した原点になりました。現場へ行くこと、市井の人に聞くことを大切にしています。「水俣取材頑張って」。「噂の眞相」編集長だった岡留安則さんにかけられた言葉を時々思い返します。

著作

論文・論考

  • 『わたしの視点ーメディアの現場から 変わらないもの 移ろうもの』(部落解放・人権研究所「ヒューマンライツ」2023年8月号)
  • 『水俣病、そして福島原発事故 国の資金で企業が補償、責任回避再び』(朝日新聞「記者解説」2023年4月3日付朝刊)
  • 『チッソについて』(熊本学園大学水俣学研究センター「水俣病公式確認60年アンケート調査最終報告書」2019年2月)
  • 『わたしの視点ーメディアの現場から その日 水俣の街で』(部落解放・人権研究所「ヒューマンライツ」2018年4月号)
  • 『なぜいま「水俣病」なのか』(解放出版社「部落解放」2018年1月増刊号)
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