対面する親子。テルヲは千代が生まれた時のことを話し出す。「わいとサエのもとに生まれてきてくれて、ほんまおおきにな」。千代が出て行った後、「あほう、わいの自慢の娘やぞ」と叫んだのが最期の言葉になった。鼻水と涙でぐしゃぐしゃの、愚かで愛らしい男。その末路を、トータス松本が全身全霊で見せた。テルヲ役は、この人以外考えられない。演じたというより、テルヲの人生を生き抜いた
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