「検察庁法改正反対」を掲げ、ひとり国会近くの路上に立つ小室昭夫さん（34）。「いま決まることで困るのは次の世代。政治に関心を持つのは、大人としての責任だと思う」。たとえ一人でもこの場で抗議することに意味があるのでは、と国会前に立ち6日目になる。新型コロナウイルスの影響で、職場は休業。完全歩合制のため給与は出ない。「いま政府はコロナで大変な目にあっている人たちの救済に全力を注ぐべきです」=2020年5月18日午後5時15分、東京・永田町、川村直子撮影