(戦後80年)地下道の子どもたち:1 飢え、横たわる命、路上に消えた

有料記事

 終戦後の東京・上野駅地下道には、守ってくれる親を奪われた「戦争孤児」たちが数多くいた。栄養失調で倒れても支援は届かず、幼い命が次々と路上に消えた。現在では想像もできない状況がそこにはあった。「盗んで殴られるより空腹がつらかった」。「浮浪児」と呼ばれた孤児の一人だった女性はそう振り返る。(編集委員・…

この記事は有料記事です。残り2006文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません