若い女性、大都市をめざす かつて比率1位の鹿児島、東京と逆転
若い女性が地方都市から東京に移り住む動きが加速している。住民基本台帳のデータでは、20~24歳人口に占める女性の割合はかつて、鹿児島が最も高かったが、2021年に初めて東京が首位になった。彼女たちはなぜ大都会を目指すのか。データから迫った。(小宮山亮磨、中山美里)
鹿児島県の私大に通っていた村山…
- 【視点】
「公務員か銀行員になれたら将来は安泰」という祖父母の言葉、「女は学校になんて行かなくていい」という祖母の言葉は、1980年代までの日本の地方社会を前提にしている。 現代の日本の地方には、もはや(非正規公務員はともかく)公務員の職も、地方銀
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