インドネシア民主主義、国軍の脅威 軍人の政府登用、拡大する法改正

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 インドネシアで「民主主義の後退」の動きが出ている。3月に国会が可決した国軍法の改正案には、国軍の政府への影響力を強める内容などが盛り込まれた。かつての独裁時代をほうふつとさせる法改正が、国の経済成長の妨げとなる可能性も指摘されている。

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