(耕論)「教養」はどこへ 大澤聡さん、高田里惠子さん、福間良明さん

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 いつのまにか「あの本くらい読んでおかなきゃ」というせりふを聞かなくなった気がする。戦前戦後を通じて人々の憧れと気後れをかき立ててきた「教養」は、どこへ行ったのか。

 ■知の対話へ、いまこそ読書 大澤聡さん(批評家)

 本を読むことで教養を形成するという価値観は、近代だからこそ成り立っていたのかもし…

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