(フロントランナー)昆虫学者・前野ウルド浩太郎さん サハラでバッタの謎に挑む

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 《唇はキスのためでなく、悔しさを噛(か)みしめるためにあることを知った32歳の冬。少年の頃からの夢を追った代償は、無収入だった。》(著書「バッタを倒しにアフリカへ」から)

 憧れの昆虫学者にはなれないのかと絶望しかけたのが12年前。当時は日本政府の派遣で、西アフリカで「サバクトビバッタ」の生態を探…

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