(ひととき)父を誇りに思う

有料記事

 横浜で一人暮らしをする80歳の父が、個人タクシーを廃業した。沖永良部島から出てきて神戸で働いていた時、亡き母との結婚が決まり、横浜に来たのが24歳。二種免許を持っているならと勧められ、タクシー会社に就職した。

 カーナビなんてない時代、右も左も分からない新米ドライバーを支えてくれたのは乗客のみなさ…

この記事は有料記事です。残り357文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載ひととき

この連載の一覧を見る