(ひととき)父を誇りに思う

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 横浜で一人暮らしをする80歳の父が、個人タクシーを廃業した。沖永良部島から出てきて神戸で働いていた時、亡き母との結婚が決まり、横浜に来たのが24歳。二種免許を持っているならと勧められ、タクシー会社に就職した。

 カーナビなんてない時代、右も左も分からない新米ドライバーを支えてくれたのは乗客のみなさ…

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