(ひもとく)イラストレーターの本 「本」の固定観念を覆すエッセイ 辻山良雄

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 店にイラストレーターの書いたエッセイが入荷すると、その雄弁な装丁に、つい手が伸びる。多くの場合、カバーには彼ら自身の作品があしらわれるが、自らの内なる欲求に従い、絵を描く画家とは異なり、クライアントの発注に応じた絵を納品する彼らは、デザインされた〈本〉としての姿を意識しながら絵を描くのだろう。だか…

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