(こころのはなし)宗教は必要ですか? 世界宗教者平和会議日本委員会理事長・戸松義晴さん

有料記事

 ■救いになる、信者と個の関係大事

 「坊主丸もうけ」などと僧侶は揶揄(やゆ)されてきた。固定資産税をはじめ非課税への批判も尽きない。ただ、人は病や死に向き合うとき、心の支えを求める。宗教は必要なはずなのに、不信が募るのは、なぜか。全日本仏教会や日本宗教連盟の理事長を務め、現在は世界宗教者平和会議…

この記事は有料記事です。残り2260文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

  • commentatorHeader
    塚田穂高
    (文教大学国際学部教授・宗教社会学者)
    2024年5月31日23時36分 投稿
    【解説】

    日本仏教会や日本宗教連盟の要職を歴任するとともに、アカデミックな視点も持つ浄土宗僧侶の戸松義晴氏へのインタビュー。縦横無尽に、平易な言葉で語られている。 ただ、「宗教は~だ」と語っている部分と、「日本の仏教は~だ」と語っている部分が、区別

    …続きを読む