「文化財はアイデンティティー」地震国イタリアで 所蔵品が世界巡回、修復費稼ぎ再開館 被災した絵画館

有料記事

 災害は一瞬のうちに、人の命や住まいを奪い、悠久の歴史を刻む文化財も破壊する。災害が多発する中で、有形・無形の文化を守り続ける意味とは――。地震国であるイタリアの文化関係者たちは、「アイデンティティー」という言葉を口にする。

 イタリア北部、ボローニャ近郊にある小都市チェントの市立絵画館は昨年秋…

この記事は有料記事です。残り1620文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トク】締め切り迫る!記事が読み放題!スタンダードコース2カ月間月額100円!詳しくはこちら