(取材考記)ナガサキノート 被爆者の声、向き合い続ける 榎本瑞希

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 朝日新聞長崎版の連載「ナガサキノート」が2月28日に通算4千回を迎え、その節目となったシリーズを担当した。1回約400字。2008年から長崎総局など40人以上の記者が代々書き継ぎ、被爆者の声をつづってきた小さな欄だ。

 私は東北で勤務していた10年近く前、この欄の一読者だった。戦後70年を機に青森…

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