米英、フーシ36拠点攻撃 「船舶攻撃に対抗」 中東、高まる緊張

有料記事

[PR]

 米国と英国は3日、イエメンの反政府武装組織フーシの拠点36カ所を攻撃した。米軍は前日、イラクシリアの親イラン組織に対する報復攻撃を実施したばかりで、イランの支援を受けた中東各地の武装組織との間の緊張が高まっている。

 米英の共同声明によると、両国の軍は3日、イエメン国内の13地点にあるフーシの武…

この記事は有料記事です。残り522文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

  • commentatorHeader
    鈴木一人
    (東京大学大学院教授・地経学研究所長)
    2024年2月5日14時50分 投稿
    【解説】

    アメリカは戦争を拡大させたくない、戦争に突入することは避けると言ってはいるが、イスラエルにつられる形で中東にコミットせざるを得なくなり、このままフーシ派の攻撃を止めるために介入し続ければ、フーシ派もさらなる攻撃を続けるという状態になるだろう

    …続きを読む