(時時刻刻)「昭和」な医局、離れる心 「無給医」問題後も変わらない低賃金

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 30代後半の女性医師は10年以上、都内の大学病院で内科医として働いた。出産前は週1回ペースで当直をし、土日も病棟を回った。

 数年前、大学院生や専門医を目指す医師らの診療を「研究の一環」などとみなし、大学病院が給与を払わない無給医が問題となった。女性もその一人で、どんなに働いても給…

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