<考論>報復空爆、法の範囲超えるおそれ ガザ難民キャンプ空爆 早大法学学術院・萬歳寛之教授

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 ■早大法学学術院(国際法)・萬歳寛之教授

 仮にパレスチナ自治政府を国家とみなした上で、今回の戦闘を国際的武力紛争とみる場合、国際人道法は、軍事的必要性と人道の二つのバランスの上に成り立つことになる。戦闘行動が必要な場合でも人道に最大限配慮しなさいとの立て付けだ。

 一方、戦争では…

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