燃料デブリ取り出し、3度目の延期か 装置の進入阻む、貫通口の詰まり 福島第一原発2号機

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 東京電力福島第一原発の溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の試験的な取り出し作業で、3度目の延期の可能性が強まっている。取り出し装置の進入を阻む「壁」の存在が明らかになったためだ。専門家からは、今回の取り出し計画の意義そのものを疑う声も出ている。(福地慶太郎、佐々木凌、矢田文)

 燃料デブリは非常に強…

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