「人権」担当補佐官、新設2年で不在に 戦争犯罪・中国政府の弾圧、課題山積なのに

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 岸田文雄政権で新設された「国際人権問題担当」の首相補佐官が、2年足らずで不在となった。岸田首相が自民党総裁選で公約に掲げた「肝いりポスト」だった。日本外交のあり方が問われる深刻な人権課題が山積するなか、国際社会に誤ったメッセージになると懸念する声もある。

 首相補佐官は内閣法で5人以内と定められ…

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