全国短歌大会、入選歌決まる

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 第52回全国短歌大会(現代歌人協会主催、朝日新聞社後援)の入選歌が決まった。大会賞は東京都豊島区の中尾亜由子さんの作品〈「芋虫月(ワームムーン)」信号待ちで月の名を教わる 兄は恋をしている〉と、埼玉県川口市の高橋泰源さんの作品〈AIが考えた喪主の挨拶(あいさつ)を誰かが読んで俺が焼かれる〉。朝日新聞社賞は奈良県大和高田市の藤岡美幸さんの作品〈きみの手のなかにわが手は包まれて群衆となるはつ夏の街〉が、学生短歌賞は神奈川県藤沢市の暇野鈴さんの作品〈きみと歩けばきみの話はどこまでも続いていくような高架下〉と、鳥取市の荻原咲さんの作品〈日が暮れてネットをおろすさっきまで先輩がいた第4コート〉がそれぞれ選ばれた。授賞式は10月22日、東京都千代田区の学士会館。

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