(フロントライン 世界)北朝鮮からの漂着ごみ 「サイダー」包装・目につく乳製品…透ける苦境と内情

有料記事

[PR]

 巨費を投じて核・ミサイル開発を続ける北朝鮮。国営メディアはその「成果」を誇らしく伝えるが、国際社会の経済制裁新型コロナウイルスの影響も重なり、人々の暮らしは苦境が続いているようだ。その一端が、海を漂って流れ着く「ごみ」から垣間見える。(釜山=稲田清英)

 情報の乏しい閉鎖国家の内情と人々の暮ら…

この記事は有料記事です。残り2627文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

  • commentatorHeader
    鈴木一人
    (東京大学大学院教授・地経学研究所長)
    2023年7月30日22時14分 投稿
    【視点】

    なかなか興味深い記事。北朝鮮の生活物資の状況をゴミから見ていくというのは情報源が限られる中で有効な方法だと思うが、これらがどのくらいの割合で国民の中に普及しているのかということが見えないので、なかなか難しい。海に流れるゴミになるというのには

    …続きを読む