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　２月１３日夕、岩手県大船渡市猪川地区の体育館に、佐々木イザベル（４３）の声が響いた。

　「攻撃の人は、ポイントを取るという気持ちで狙う。相手は逃げない、しっかり受ける」

　「お互いに礼、始め！」

　日本空手協会大船渡支部の道場が開かれていた。支部長を務める４段の佐々木が小学生から大人まで１３人を指…