(ブックエンド)鮮烈な「おばあちゃん」像描く

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 「ノワール×おばあちゃん?!」

 そんな帯が目をひくク・ビョンモ著『破果(はか)』(小山内園子訳)は、異例づくしの韓国小説だ。

 訳者あとがきによれば、2013年に韓国で出版された原作は当初、大きな話題にならなかった。だが、韓国フェミニズムの興隆によって主人公のキャラクターを称賛する声が起き、「読…

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