(東日本大震災12年)2人でたどる「心の復興」 「遺族の様々な生き方、震災の受け止め方知って」

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 東日本大震災で家族を亡くした人の心の声に、耳を傾け続ける夫妻がいる。社会学の研究者の夫と、震災で母と祖母を失った妻。遺族の証言集の制作を通して出会い、心の距離を縮めた2人は、自分たちで新たな記録集を作り始めた。

 1月初め、盛岡市に住む70代女性の自宅を、野坂紀子さん(48)と真さん(36)が訪れ…

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