(評・映画)「キングメーカー 大統領を作った男」 金大中クールに、いまに響く

有料記事

[PR]

 「はらわたが煮えくり返るのは、信じていた相手の裏切りさ」。冒頭のナレーションで主題を明確にし、実話を土台にしたフィクションと付け加える。モデルが金大中(キムデジュン)(1924~2009)となれば日本の観客の関心も高くなる。

 73年8月8日。「韓国中央情報部の工作員、東京・ホテルグランドパレスで…

この記事は有料記事です。残り582文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません