(時代の栞)「気流の鳴る音」 1977年刊・真木悠介 人生を輝かせるために
■まだ見ぬ自分を解き放って
東京都世田谷区の下北沢駅から徒歩5分ほどの路地裏に、約4坪の古書店・カフェ「気流舎」はある。店名は2007年に開店した際、店主が『気流の鳴る音』(1977年刊)から採った。店主は12年に東京を離れたが、常連客らが引き継ぎ、無報酬で共同運営している。
店のテーマは「…
■まだ見ぬ自分を解き放って
東京都世田谷区の下北沢駅から徒歩5分ほどの路地裏に、約4坪の古書店・カフェ「気流舎」はある。店名は2007年に開店した際、店主が『気流の鳴る音』(1977年刊)から採った。店主は12年に東京を離れたが、常連客らが引き継ぎ、無報酬で共同運営している。
店のテーマは「…