肥料の高騰、「下水」が救う? 佐賀市、汚泥を熟成させ販売 神戸市、リン回収を事業化
原料の大半を輸入に頼る化学肥料が高騰するなか、「下水」が貴重な国内資源として注目を集めている。植物の成長に欠かせない栄養素が多く含まれる、私たちの「し尿」が流れ込んでいるためだ。将来の食料安全保障にもつながると、霞が関や永田町でも活用に向けた議論が始まった。
■食料安保、国も前向き
「下水汚…
原料の大半を輸入に頼る化学肥料が高騰するなか、「下水」が貴重な国内資源として注目を集めている。植物の成長に欠かせない栄養素が多く含まれる、私たちの「し尿」が流れ込んでいるためだ。将来の食料安全保障にもつながると、霞が関や永田町でも活用に向けた議論が始まった。
■食料安保、国も前向き
「下水汚…