(評・舞台)民芸「ルナサに踊る」 見やすさの反面、消えた陰影

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 作者ブライアン・フリールの自伝的色彩の濃い本作を劇団民芸が舞台にかけるのは2度目だ。だが再演ではない。外部からシライケイタを演出に招き、キャストも一新された。翻訳は劇団の俳優の長木彩による新訳である。新境地開拓への老舗劇団の意気込みが伝わる上演だ。

 マイケル(横山陽介)という青年の回想形式で劇は…

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