ありそうな職場の人模様、なぜかぞわぞわ 高瀬隼子さん「おいしいごはんが食べられますように」

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 新鋭・高瀬隼子(じゅんこ)さんの新刊『おいしいごはんが食べられますように』(講談社)は読み手の気持ちをぞわぞわさせる中編小説だ。どこにでもありそうな職場やありふれた食事の光景が描かれているだけなのに、どこか居心地が悪いのはなぜだろう。

 物語は男女2人の視点が交互につづられる。職場で要領よく立ち回…

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