(ThinkGender)地縁・血縁、女性進出阻む 山梨、選挙応援の互助会「政治絡むと男性主導」

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 日本各地でジェンダー平等はどれくらい進んでいるのか。様々なデータで都道府県を比べると、その地域独自の課題が浮かび上がる。政治、経済分野について特徴的な地域を訪ねた。▼1面参照

 5人が4人に。4人が3人に。3人が1人に――。山梨県議会(議員数36)では選挙のたびに女性議員が減り、7年前からは1人…

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    小熊英二
    (歴史社会学者)
    2022年3月9日13時14分 投稿
    【視点】

    日本の産業構造や社会関係資本の特性と、その県別配置構造がよく表れた結果である。 女性労働力率は、概して大都市郊外圏で低い。奈良県・神奈川県・兵庫県などはこれにあたる。 しかしこうした諸県は、女性の地方議員の比率は高かったりする。

    …続きを読む