生の尊厳を求める水俣病患者たちの姿を描いた小説「苦海浄土」(1969年)で知られる作家、石牟礼(いしむれ)道子(1927~2018)がまだ無名の書き手だった63年、哲学者の鶴見俊輔(1922~2015)に書き送った手紙が見つかった。水俣病への社会の関心が高まる以前に、継続的に取材に取り組む意欲をつ…

この記事は有料記事です。残り638文字
ベーシックコース会員は会員記事が月50本まで読めます
続きを読む
現在までの記事閲覧数はお客様サポートで確認できます
この記事は有料記事です。残り638文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料記事です。残り638文字有料会員になると続きをお読みいただけます。