(評・舞台)シス・カンパニー「ミネオラ・ツインズ」 双子の軌跡、日米の現実映す

有料記事文化・芸能評

[PR]

 シェークスピア劇を引き合いに出すまでもなく、双子の登場する喜劇は面白い。アメリカの劇作家ポーラ・ボーゲルの「ミネオラ・ツインズ」(徐賀世子訳)のように、双子を1人の俳優が演じ分けるとなれば、なおさらだ。

 大原櫻子の演じる姉妹は正反対の性格だ。保守的で優等生のマーナに対し、マイラは革新的な反逆児…

この記事は有料記事です。残り565文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら