(回顧2021)囲碁 井山五冠、粘って天下再び 芝野・一力から奪取 新星・関が殊勲

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 昨年末の当欄「回顧2020」で「囲碁界はさながら三国志の様相を見せている」と書いた。七大タイトルを分け合っていた井山裕太、芝野虎丸、一力遼が、今年も予想どおり覇権を争ったが、終わってみれば井山の一人勝ち。二冠を加え五冠になり、芝野と一力は無冠に転落した。第一人者の巻き返しが際だった。

 今年の三国…

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