(みる)『縄張りと島』 加藤翼〈著〉

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 えんやこらと力を合わせて何やら大きなものを引っ張る。東日本大震災の年から本格化した「引き倒し・引き興し」シリーズで知られる著者。こんなにもバージョンがあり、また彼がこんなにも多様な仕事をやっていたのかと読者は驚くだろう。本書は対談2本をベースに、過去を振り返っていく。長い対談と、豊富な図版の一対一…

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