拉致問題交渉、消えた「キム」氏 パイプ役、3年前粛清?日本痛手 日朝首脳会談から19年

有料記事

 北朝鮮が拉致を認めた2002年9月の第1回日朝首脳会談から19年がたつ。解決に向けた進展はみられず、日朝関係は停滞が続く。背景を探ると、日本外務省が長年つないできた北朝鮮側とのパイプ役を担った男の存在が浮かんできた。

 16年夏。中国・北京にあるホテルの一室で、政界関係者として北朝鮮に人脈を持つ…

この記事は有料記事です。残り2074文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません