瀬戸内の朝鮮人学校、強く温かく 文学座、鄭義信の新作「五十四の瞳」

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 文学座が鄭義信の新作「五十四の瞳」を上演する。演出は劇団内外で鄭戯曲に取り組んできた松本祐子。瀬戸内海の小島にある朝鮮人学校を舞台に、戦後の日本や在日社会の変化を背景に、日々を精いっぱい生きる庶民の姿を描き出す。

 1999年に鄭の「冬のひまわり」で劇団演出デビューした松本は「鄭さんの真ん中にある…

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