フランスの思想家モンテスキューは20年の歳月をかけて、大著『法の精神』を書いた。終盤には視力も失われていったようで、「私の著作は、私の力が少なくなるのにつれて大きくなります」と手紙にしたためた(スタロバンスキー著『モンテスキュー』)▼権力の乱用を防ぐため、立法、司法、行政の三権は相互に独立すべきだ…
フランスの思想家モンテスキューは20年の歳月をかけて、大著『法の精神』を書いた。終盤には視力も失われていったようで、「私の著作は、私の力が少なくなるのにつれて大きくなります」と手紙にしたためた(スタロバンスキー著『モンテスキュー』)▼権力の乱用を防ぐため、立法、司法、行政の三権は相互に独立すべきだ…