第8回(ドリフの時代、その音楽:12)DNAは脈々と 響きの宇宙、「子供たち」が追う

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 2015年、自作のオペラ「竹取物語」を日本初演した指揮者沼尻竜典(55)は、出演した同世代の歌手たちから「これ、ドリフですよね?」と遠慮がちに突っ込まれた。桐朋学園大に学び、三善晃にアカデミックな作曲手法をたたき込まれた現代音楽界の旗手。「子供たちにも楽しめる曲をと思ったら、ドリフになっていた」…

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