(編集者をつくった本)「戦後詩壇私史」 思潮社・高木真史さん
■血湧き肉躍る、回想記
編集者をつくった本といわれて真っ先に思い浮かんだのは、小田久郎(きゅうろう)『戦後詩壇私史』だ。学生時代にジャック・ケルアックなどビート・ジェネレーションの本を読み漁(あさ)っていた私は、それらを多く出している「ビートの出版社」という気持ちで思潮社に入社したのだったが…
■血湧き肉躍る、回想記
編集者をつくった本といわれて真っ先に思い浮かんだのは、小田久郎(きゅうろう)『戦後詩壇私史』だ。学生時代にジャック・ケルアックなどビート・ジェネレーションの本を読み漁(あさ)っていた私は、それらを多く出している「ビートの出版社」という気持ちで思潮社に入社したのだったが…