(世界発2019)スターリンの象徴、商利用に反発 大粛清、3.1万人裁いた「銃殺の館」

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 1930年代のソ連で約70万人が犠牲になったスターリンの大粛清。その恐怖と惨劇を象徴するモスクワの建物を商業施設にする計画が持ち上がり、犠牲者の遺族らが反対運動を続けている。

 (モスクワ=石橋亮介)

 モスクワ中心部、高級ブティックやレストランが立ち並ぶニコリスカヤ通り23番の建物は「銃殺の館…

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