トリエンナーレ、いまの社会あらわ 「公共=お上から与えられるもの」

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 「情の時代」をテーマに掲げた「あいちトリエンナーレ」の第4回展が閉幕して10日ほどが過ぎた。展示の一部「表現の不自由展・その後」の中止、再開といった動きに揺れた国際芸術祭は、日本の社会や文化の現状をあらわにしたのではないか。第2回展で芸術監督を務めた五十嵐太郎・東北大教授(建築史)と、欧米の事情に…

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