(書評)『明智光秀・秀満 ときハ今あめが下しる五月哉』 小和田哲男〈著〉

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 昔、最初に調べたころは朝廷黒幕説が注目を浴びていた。何年か後には四国の長宗我部氏討伐を迫られたのが主たる原因だとする説が浮上していた。明智光秀が1582年のあの「本能寺の変」を起こした動機である。歴史は生き物のように時々刻々と姿を変える。学説が次々に塗り替えられて、既成概念もあっけなくくつがえされ…

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