猛暑日の都内、熱中症で救急搬送相次ぐ 消火活動中の消防隊員も

上保晃平
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 東京都内では18日、一部地域で最高気温が35度を超える猛暑日となり、午後9時までに熱中症で117人が救急搬送された。小金井市では、火災現場で消火活動中だった隊員ら4人が熱中症の症状を訴え、搬送された。

 東京消防庁によると、18日午前0時から午後9時までの間、管内で6~98歳の男女117人が熱中症で救急搬送された。90代以上の高齢男性1人が重篤な症状で、ほかは中等症か軽症だった。

 同日午後0時半ごろに発生した小金井市東町4丁目の住宅火災現場では、消火活動にあたっていた消防隊員3人と団員1人が熱中症の症状を訴え、うち3人が救急搬送されたという。

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この記事を書いた人
上保晃平
立川支局|事件・裁判担当
専門・関心分野
社会保障、障老病異、社会思想
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