元交際相手をストーカー規制法違反容疑で再逮捕 川崎・女性遺体
川崎市川崎区の住宅で岡崎彩咲陽(あさひ)さん(20)の遺体が見つかった事件で、神奈川県警は28日、元交際相手の白井秀征容疑者(27)=死体遺棄、死体損壊の罪で起訴=を、岡崎さんに対するストーカー規制法違反の疑いで再逮捕し、発表した。県警によると、白井容疑者は「黙秘します」と話しているという。
捜査1課によると、白井容疑者は昨年12月12日午前4時10分ごろ、同16日午後8時47分ごろ、同17日午後6時45分ごろ、同20日午前6時57分ごろの計4回、川崎区内の住まいや勤務先など、岡崎さんが居る場所の周辺をうろつき、ストーカー行為をした疑いがある。
県警のこれまでの説明では、岡崎さんと家族は昨年6月から複数回、白井容疑者からの暴力などについて県警に相談していた。
今回の逮捕容疑に含まれる昨年12月12日の事例では、同日午前4時14分ごろ、岡崎さんから川崎臨港署に電話があった。「元交際相手が自宅付近をうろうろしているので怖い」「パトロールしてほしい」との内容で、パトカーで周辺を確認したが不審者は確認できなかったという。
岡崎さんの親族によると、岡崎さんらがこの日撮影した動画には、付近をうろつく白井容疑者とみられる人物の姿が映っていた。
岡崎さんから県警への最後の電話は、20日午前7時10分ごろで、特定の署員がいるかどうか尋ねる内容だった。この日から、岡崎さんは行方がわからなくなった。
白井容疑者の関与について捜…